Mar 25, 2009

がんの手術の前日の夜

健診で検査を受けたが、上にがんが発見された。幸いにも初期アムイギため、手術で簡単に削除することが再発の可能性も低いものだと担当してくれた医者が入っていた。とはいうものの、"手術"と聞くと、やっぱり緊張することになる。手術の前に私は、気持ちが興奮のためか、熟睡できなかった。
体に提供している免疫力を高めることで病気を治療する免疫療法は、がん治療の一つとして注目されています。免疫療法の一つは、抗体治療という方法があります。抗体は、がんなどの異物と戦うための武器のような物質です。体内で生成される物質がありますが、体の外から直接抗体を注入し、がんに対する攻撃力を向上させます。
 体調不良のため、出演予定だった新橋演舞場2月公演「ペテン・ザ・ペテン」(2月1〜25日)を休演することになった歌舞伎俳優の中村勘三郎(55)。「過労の蓄積」とされる病状をめぐって、心配する声が演劇界で広がっている。

 「かなり精神的に参っているようです。昨年の大阪公演の入りを気にして、『オレも終わりかな…』と周りにボヤいていたと聞いています」

 気になる話を耳打ちするのは、関西の歌舞伎関係者。実際の舞台は当人が心配するような出来ではなく、「相変わらず素晴しい舞台だった。ただ…」と口ごもった後、「息抜きができなかったのでは?」と、この関係者。ちょうど自宅を改装していたため、夫人も大阪に同行しており、ハメを外せなかったというのだ。

 12月には米西海岸アリゾナの別荘で気分転換をはかったが、ここでも異変があった。

 「義弟の中村橋之助に“中村座に出る自信がない、お前に任せる”と電話をかけてきたというんです」

 例年なら年末に帰国し、1月「新春浅草歌舞伎」に出演する息子の晴れ舞台を観るのが常だったが、今年は年明け6日まで帰国しなかった。

 中村家に近い人物が言う。「これまで、若い年齢層の人たちに歌舞伎に興味を持ってもらいたい、と試行錯誤をして舞台を務めてきました。芝居を思い詰めるあまり、“うつ”のような症状になったのではないでしょうか。とても心配です」

 これまで大病知らずで、2005年の十八代目中村勘三郎襲名後には異例の3カ月間にわたる襲名興行を敢行した。海外公演や現代劇でも賛辞を浴びてきた当代一の花形役者。当の勘三郎は休演を決めた9日にファクスを通じて、「誠に胸が痛みますが、やむなく降板・休養させて頂くことになりました。私自身悔やまれて悔やまれてなりません」と無念の心境を綴っている。

 昨年12月の市川海老蔵(33)が巻き込まれたトラブルは終息したが、新春歌舞伎では休演者が相次いでいる。「建て替えのため取り壊した歌舞伎座の呪い−なんて噂があるが、笑えない。お祓いしてもらった方がいいのでは」

 現場スタッフは顔を曇らせていた。

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 俳優の伊東四朗(73)主宰の「伊東四朗一座」と、三宅裕司(59)が旗揚げした「熱海五郎一座」の合同公演「こんにちは赤ちゃん」の制作発表が2日、都内で行われ、真矢みき(47)らと出席した。

 同作には1月に離婚していたことが報じられたラサール石井(55)も出演。渡辺正行(55)は会見を欠席したラサールから離婚について口止めされたというが「年末、若い子に指輪をあげてウキウキしてたのに…新年会では暗い顔していた」と暴露した。舞台は5月27日〜6月12日、東京・赤坂ACTシアターで。

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市川亀治郎が7役もの華麗な早替わりを見せる昼の部『於染久松色読販』と、主人公の与兵衛に扮した市川染五郎による壮絶な“殺し場”が見どころの夜の部『女殺油地獄』。普通の歌舞伎公演とは異なり、昼夜1本ずつに演目を絞ることで作品自体の面白さをたっぷりと味わえる二月花形歌舞伎が、ル テアトル銀座 by PARCOで2月1日、幕を開けた。外部公演や映像作品でも活躍するふたりだけに、ポスター写真を人気カメラマンの蜷川実花に依頼したり、上演時間を他の演劇と同様の2時間半にまとめたりと、随所に工夫を凝らした本公演の初日を観た。

市川亀治郎、市川染五郎の他の写真

『於染久松色読販』(鶴屋南北作)は商家の娘・お染と丁稚・久松の悲恋と、久松の家の御家騒動とが並行して展開。物語の面白さはもちろん、亀治郎がお染と久松、久松の許婚・お光、久松の姉で奥女中の竹川、お染の母・貞昌、男のような気風の土手のお六、芸者の小糸と、年齢や性別まで異なる早替わりが見どころ。それも衣裳を替えるだけでなく、小道具やセットを使っての舞台上でのトリックも盛りだくさんで、歌舞伎ビギナーでも文句なしに楽しめる娯楽作だ。

一方の『女殺油地獄』(近松門左衛門作)も、大店の放蕩息子・与兵衛が義父や実母、世話焼きの油屋の女房・お吉らの愛情で改心しかけるものの、借金によって殺人に走る筋立てが現代にも通じる一本。とはいえ鈍く光る油にまみれて与兵衛とお吉が揉み合う“殺し場”は、歌舞伎ならではの凄惨な美しさだ。今回は通常上演される部分の前に与兵衛とお吉の本来の仲の良さを表した「野崎参り屋形船の場」、後に与兵衛が捕まるまでを描いた「北の新地の場」「豊島屋逮夜の場」を加え、より物語の輪郭が明確に。小者であるがゆえに衝動的に殺人を犯す与兵衛だが、染五郎は縄を掛けられた後に不敵な表情を見せた。それをどう受け取るかは、観る者に委ねられているのだろう。

終演後の会見では、「10年ぶりの与兵衛役ですが、自分が成長していると信じて挑みたい」と話した染五郎。伯父である市川猿之助から「猿之助四十八撰」として“お染の七役”を受け継ぐ亀治郎も「早替わりや物語のテンポはもっと早く出来るはず。より完成に向けて努力したい」と意気込んだ。同時に「『女殺〜』はドラマとしてすごく深い作品」(染五郎)、「ふたつとも分かりやすい演目ですよ」(亀治郎)と、幅広い層に向けてアピールしたふたり。ロビーにはピンクと白の繭玉飾りが溢れ、客席には提灯と、華やかな賑わいも楽しい本劇場で、歌舞伎のダイナミックな面白さを堪能してみては。

公演は2月25日(金)まで、ル テアトル銀座 by PARCOにて。なお、チケットぴあでは一等追加席も発売中。

取材・文:佐藤さくら


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